ラジオ技術9月号

イメージ 1三年前から書店に並ばなくなったラジオ技術
 
たまたま立ち寄った秋葉原ラジオセンターの本屋(万世書房)に最新号が置いてあったので買った。
 
石塚峻氏が「本格的オーディオ・システム構築へ向けて (14)垂直トラッキング・エラーの問題」と題して書いている。
 
石塚氏はパンタグラフ構造のお化けともいえるストレスフリーアームを考案・制作している。
 
所謂「回転シェル」を中心とする魑魅魍魎跋扈の裏方?フィクサー? もとい、正しいオーディオの伝道師である。
 
記事前半は、レコード黎明期から今日まで、方式乱立で残ったのは、音的に元も劣る方式であったと言って、何というか、若干の悪意があるのじゃないですかといいたい気持ちになるような文章を綴っている。
 
 
 
 
 
 
中段の「オフセット角をつけても意味は無い」と題する文章の冒頭は悪意が在るのじゃないかな^^:
以下にその文章を示す。


オフセット角を付けると、トラッキング・エラーを激減させることも出来ます。
“ことも”といったのは、日本やアメリカのアームには、勘違いからか、
ただ曲げただけのものが少なくなく、かたや英国製はほぼ正確な設定がなされていて、
±1.5度くらいに収まっているからです。
そのためには、オフセット角を20度くらいとし、オーバーハングも15mmくらい必要です。
ただ、こうしてトラッキング・エラーを減らしても、
サイド・フォースは少しも減らないどころか、
カートリッジのコンプライアンスが大きいほど針先までの実効長=オーバーハングが増えて、
サイドフォースが大きくなるというマイナスの面もあるというのを示したのが、第4図です。
(中略)
オフセット角を付けてトラッキング・エラーを減少させても、
むしろサイド・フォースを増加させてしまうことに注意してください。
オフセット・アームを考えた人はサイド・フォースの増加という副作用に考えが及ばなかったのでしょう。


文中の
は、=の使い方がまずい。
 
批判に都合のいい部分だけを、あちこちから都合よく取り出して、自己中心的に書いている。
 
他の部分で、こうしたら良くなったと@@さんが言っているという書き方をして理論を補強しているが、
良くなったという@@さんは、単なる思い込みでよくなったと言っているだけかもしれないのに。


回転シェルは試してから言わないといけないのは分かっている。
が、
言い分に納得がいかないことや、完成度も低すぎると思えて
斜に見る自分がいる^^;