庇補修

イメージ 1先日の寒冷前線通過の強風のために捲れかけた波板庇を修理した。
 
南東の風が強く吹いて、合わせ目がはがれる方向だったのだ。
普段は西風の方が強くて、西側には家屋があってさえぎられていた。
波板押さえの釘はほとんど錆びて形が崩れて、肝心の押さえ部分が限界になっている。
それでも、あおられて捲れあがることがなければ後5年は持ちそうだ。
 
 
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そこで、合わせ目を抑えることにした。
 
廃物利用が肝心なので、廃棄してあった雨樋をつかった。
合わせ目に被せる。
固定の仕方を悩んだ末、針金で下側の梁に縛り付けることにした。
 
 
 
 
 
 
 
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全部で15箇所くくりつけたが、段々と改良して
後半部分は梁に木ねじを打って雨樋を被せた針金を
巻きつけて固定した。
 
弱点は針金を通した穴から雨水が染み通って下に落ちてくることだ。
波板の稜線に穴を開けたので大した雨量にはならないと思うが、こーキング材で塞いだほうが良かろう。
 
屋根側からは波板が弱くなっているので乗って作業できない。
下側からコーキング材をたっぷり塗りつけるしかない。