武田鉄矢 vs NHK vs 政治家

先週から今週に掛けて、民放ラジオ番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」が面白い。
英語表現の面白さというか、日本語との対比である。
 
昨日は「いい加減」「適当」という日本語の英語訳について語っていた。
いい意味もあり悪い意味もある。
英訳には都度適切な表現をしなくてはならない。


二週間ほど前に、NHKの「プロフェッショナル」で同時通訳が取り上げられた。
あいにく私は録画もせず、断片的にしか番組を見なかった。


NHK国会中継を聞いていると、野党議員(だったと思う)から同時通訳について質問があった。
「同時通訳の記録はどうしているのか。現在は安いICレコーダーが手に入る。
安倍首相の同時通訳が文脈に沿って訳されなかったことで、問題が起きた。
ちゃんと管理できているのかどうか?」
 
答弁した外務省官僚は、同時録音しているともしていないとも答えなかった。



ベトナムのサン国家主席国賓として来日した。
ベトナムといえば、ベトナム戦争がすぐに頭に浮かぶが、
その次に浮かぶのは、韓国軍のベトナム派遣兵によるベトナム婦女子に対する残虐行為である。
 
韓国は所謂従軍慰安婦問題を言い立てているが、ベトナムでの残虐行為については頬被りしている。
 
サン主席を国賓としてむかえた我が国は関係者は、恐らく一言も韓国の件は口にしていないだろう。
当然、通訳も「べ」とか「従軍」とかの単語は音声になってないだろう。
 
阿吽の呼吸はあったのだろうか?
 
政治家諸君、わかっているよね。
歓迎行事に出席しなかった石原君は、失言しそうで怖くて行かなかったのだろう^^;。