JT150 がへそを曲げた?

年賀状を投函に出かけた。
生憎雨なので、ジェミニで出かけた。
キャブレターのチョーク機構が壊れているので、温まるまで回転が安定しない。
まったく加速しないので、田んぼ道を周回して暖める^^;
 
郵便局に着く前に漸く温まって、普通の走りになった。
 
郵便局は祝日なのに年賀受付のスタッフが待機していた。
郵便局も一般会社並になってきた。
 
郵便局を出て、松前のショッピングセンターに向かう途中で
異変に気付いた。
ボンネットから湯気が上がっているのである。
寒い中で雨模様なので、ボンネットの熱気で湯気が出ているのかと思った。
ところが、
その次の信号停止で、ボンネットの隙間から湯気が上がっていることが分ったし、
水温計が普段見たことの無い値を指している!!
これはやばい!
すぐショッピングセンターなので、一番近い入り口から入って
駐車場に止めた。
 
すぐにエンジンを止めて様子を見た。
湯気が弱まったので、メインスイッチを入れると
水温計は、通常の値に下がっていた。
これではまだまだ熱いので、もう半分下がるまで待って
ボンネットを開けてみた。
 
昨日、リザーブタンクに上限まで入れた冷却水が空になっている!
シリンダーヘッドの吸気側(ドライバー側)から湯気が立ち上っている。
ラジエータキャップはまだ取らないほうがいいので、
車内に戻って方策を考えた。
救助を呼ぶか。
タクシーで家まで帰って、機材を持ってくるか。
近くにBMWモトラッド徳野があるので、行ってみるか。
雨は、丁度いい感じで降り続いている^^;
 
車内を見回したら、後部座席に焼酎の一升パックが置いてあった。
実は、室内用除湿機のタンクに溜まった水を、捨てるのがもったいなくて
焼酎パックに貯めておき、ウィンドウォッシャー用に使っていたのである。
クーラントの薄め液としても使っている。
そのうち、BMW K100RSの冷却ファン点検と冷却水交換をしなければならないので、
うってつけの水ではないかと溜めている。
水道水よりも蒸留水に近い、いい水ではないかと思っているのだ。
 
焼酎パックを持って、ショッピングセンターの手洗いに行って
水を補給してきた。
1.8リットルでは少ないけど、何とかなるだろうと思った。
 
ラジエータキャップを外して、補給してやると1.8リットルまで行かなかった。
少しの余りはリザーブタンクに入れる。
 
エンジンスタート!
水温計、異常なし!
エンジンルーム、何故か異常なし!
 
どこまで走れるか、水温計に注意しながら帰った。
無事、たどり着いた。
水温は、ラジエータを交換してから若干低い値を示していたのだが、
そのとおりに、異常を感じさせないまま帰り着いてしまった!

ボンネットから湯気が立つ異常を今までに二三度経験している。
その時は、その一時的な現象で終わっていた。
今回も同じだと最初は思ったが、
水温計が90%振り切る寸前まで上がったのは初体験だった。
 
エンジンのドライバー側から湯気が上がっていることから、
車内ヒーターの配管からの漏れだろうか?
 
雨が上がったら、冷却水を規定どおりに入れて、
どこから水漏れが起きたのか究明しなくてはならない。
中古で手に入れたラジエータはたしか保証があったと思うが
ラジエータからの漏れでは無さそうなので、問題無さそう。
 
ランクルームの雨漏りが分ってから、室内乾燥のために
暖房とエアコンを作動させているのに関係しているのだろうか?
 
ポンプがらみの漏れだったらエンジンオイルに何らかの異常が起きているから、
忘れずに、明日はオイル点検をしなくては・・・。
 
ヤフオクの三代目ジェミニのことを書いたので
JT150が嫌がったのだろうか?^^;)。