SME 3012SⅡ

イメージ 1GARRARD 401 in Cabinet に付いて来たSME3012SⅡ
 
通常というか、カタログ写真及び、世間にある3012SⅡのラテラルバランサー兼カウンターウェイトは、アーム軸より下に位置している。
 
バランスウェイトを少しひねって取り付けると、アーム軸より高い位置で止めることが出来る。
写真は、カートリッジを付けずに空シェルを着けた状態で、バランスをとった写真である。
この状態は、上下に動くアーム全体の重心をナイフエッジに一致させている。
イメージ 2カートリッジとヘッドシェルの組み合わせで、この位置は多少変化する。
こうすると、シェルをすこし上にやっても、少し下にやっても、その位置で停止する。
ヤジロベエのように、ゆらゆらして水平に戻りたがらないのである。
 
ヤジロベエバランスは、安定しているとか追随性がいいとか言うが、大嘘である。
 
3009SⅡIMPや3009R、3010R、3012Rは元から高い位置に付いている。残念だが調整は出来ない。