Ｏｒｔofｏｎ SMG-212 メンテナンス

オルトフォンＳＭＧ-２１２も付いて来た。

輸送梱包に当たって、４０１のプラッターやアームのウェイトを外して別梱包にして欲しいと依頼した。

着荷荷物を解いてみると、確かにプラッターとウェイトは外されていた。

但し、ＳＭＥのメインウェイト（＆カウンターウェイト用のＬ金具）はそのままになっていた。

６角穴つきボルトを回せなかったらしい。

インチサイズだし・・・。

小物はシール袋に入っていて、業者は用意がいいなあと感心したが、、、、、、２１２のウェイトの部品が、、、

これしか無かった。

あっちゃ～～～、分解する時、無くしたらしい。

ＳＭＧのウェイトは、こんな構造をしているはずだ。

プランジャーと同じ構造で、頭の丸いピンをスプリングで押し広げて、対向する溝に嵌るようにしている。

ウェイトを外す時に、プラスチックカバーを抜いた瞬間、スプリングとピンが飛び出したに違いない！！

この図面を添付して、梱包担当者に探してくださいとメールを打ったが、いまだに返事が無い！！！

いろいろ代用品を考えた！

スプリングはすぐに最適なものがあった。

問題はピンである。

ボールペンの先っちょが使えそうなので、長さをあわせて切ってみた。

写真の長さでは長すぎる。

もう少し短くしたいが、・・・・機用さの限界を超えている＾＾；

ゴミ箱を漁っていると、結束バンドが目に付いた。

球の部分がもう少し太いとピッタリだが、寸法を合わせてカット。

試してみた。

綺麗に嵌った！！

謂わば純正組み合わせで試聴。

コネクタ部分に接触不良があり、左右バランスが取れなかったが、綿棒で根気良く磨いた結果、良好な再生となった！

実は、梱包輸送に当たって、ＳＭＥのカウンターウェイトを外してあったのだが、恐れたとおりのことが起きていたというか・・・・。

ウェイトの入ったシール袋にスプリングが見当たらないのである！スプリングと当たり面の樹脂があるがずだが～～～。

よ～～く見ると、樹脂が引っかかってスプリング共々抜けずに嵌っていました！！　やれやれ！！

今後は、懇切に説明、注意をして梱包依頼するか、分解禁止の通達を出すしかない無いかも＾＾；）。