フェログラフ S1 判明
ウーハーを外した。
端子にテスターを当ててみたが、導通は無い。
導通があれば、テスター棒を接触させた時に、バリバリとかの音がするはず。
デジタルテスターだと、電流が微少だから音が小さいかも。
それにしても、なんでこんなに電線が来ているんだろう??
端子からコイルまではどうなっているのか?
LEDライトで照らして見ると、錦糸線がボイスコイルボビンから外れていた。
虫眼鏡を持ってきて、コイルのエナメル線が見えないか探したが、半田フラックスの瘡蓋のほかには、それらしいものが見えない!
テスター棒で探っていたら、一瞬導通があった!
おそらくこんな状態で錦糸線は付いていたのだろう。
音楽信号を入力しながら、テスター棒の先で錦糸線の先端を突付いて微妙に移動させていたら、音が出た!
写真の位置より、ダンバー側に押してやると音が出る。
しかし、
それらしいコイルの線は見えない、分からない。
かなり奥まった場所なので、手に負えない感じがする。
プロに任せるべきか・・・。
ウーハーの孔から内部を観察。
当たり前だが、スコーカーのバックチャンバーがきちんと取り付いている。
このS1は、レベルコントロールが付いていて改造されている。
アッテネーターの裏側は見えない。
各リード線の半田や結束をみると素人くささは無い。
プロの仕事である。
誰がどんな使用目的で改造したのだろうか?
さて、この後はどうする。
先ずは、山形のオーディオラボに見積もりを依頼してみよう。