HONDA JET

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ホンダジェットの販売機数が今期(1月~6月)、クラス最高になったと、いろいろなニュースサイトで伝えられている。

一時期、生産が滞って難渋しているというニュースが流れた。
前途洋洋と思われていたのに、どうなるのだろうと心配だった。
三菱MRJ初飛行などのニュースにホンダジェットはかき消されてしまっていた。
それがここにきて、トラブル続発のMRJを尻目に、ホンダジェットは快進撃なようで、誠に喜ばしい。

イメージ 2世界の車業界のデザインが最大ユーザー中国様の志向を受けてへんてこりんになっているが、物理法則にのっとったホンダジェットは美しく、やっぱり航空機は違うと安堵した。

ホンダジェットの最大の特徴は、エンジンの配置を主翼の上にしたことだ。
この配置はあまり無いことで、STOL機(飛鳥)にあったくらいではなかろうか。
飛鳥はエンジンを主翼に直に載せて、廃気流を翼に沿わせて揚力増強を狙ったが、ホンダジェットは意味が全く違っている。


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翼の上に置いたと言うより、翼の後方に高く設置したというのが正しい。イメージ 4
エンジンパイロンは、ただの流線型ではなく、翼断面に似た形状で、ジェット噴流の整流や、主翼の揚力ゆがみを補正する構造のようだ。








ホンダジェットは小型機だけど、巡航高度は大型機と同じで、気流の安定した高度を飛行できるために、乗り心地も最高だそうだ。

事故も無く、順調に飛行を続けることを祈りたい。

一度、乗ってみたいものだ。