シェルのガタ排除

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シェルのガタを排除する簡単な方法は、通常セットされているゴムワッシャーを半分に切って円弧状にしたものと同じ形の金属板(鉛がいいかな)を下側に挟み込むことである。
三点接地になり、ガタが追放される。
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矢印の先の三点で接触、位置決めと成り、ガタが排除される。

写真は、長年の使用により、楔形に成ってきている。







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サエクのシェル

アームパイプとの接合はベリリウムワッシャーとTT方式(三点圧着)となっており、接続ガタを追放しています。

TTはトリプルタッチのTTでしょうね。

ベリリウムワッシャーの二つの突起(ブリスター)が近すぎて、左右の振れを抑えきれない。
いちばん離れた状態、つまり水平直径の両端に位置するのがよい。

シェルはガタのぶんだけ上向きに固定されるので、その角度を水平に直すために、シェルのL角度が90度より小さくなっているのです。
見かけをよくするためですね。

普通のシェルでこれをやるとアーム支点を高くしなければならないが、カンチレバーの延長上に支点を置くことを理想とする私の理論に近づいて大変結構なんですね^^)。