神戸・大阪 迷い旅(少しだけ分かったワルティ堂島アンプ)

【備忘録】
4日のKOBELCOホール演奏会の3曲目は「展覧会の絵」だった。
場内の事前アナウンスで、演出のため照明が落とされるというような注意があった。
もしかしたら、曲目に関するガルトマンの絵が投影されるのかなと思った。
気付かないうちにピアノがステージから消えて、
休憩後に楽員が入場し始めた。
舞台下手にはナレーションの小村知帆氏がスタンバイ。
しかし、
演出は、小村さんのナレーションだけで、映像投影などは無かった。
ステージ上空10メートルの空間は生かされなかったのだった。

日本のクラシックコンサートは、大抵殺風景なステージで行われる。
学校のお勉強の延長線と捉えられているからだろうか。
オーケストラ演奏でも、ポピュラー曲ならば照明の多少の演出がある。
奥井さんのロシアでのコンサート風景を見ると、
日本はいつになったら、こんな風になるのかなと思う。



さて、阪急西宮北口駅は三宮と梅田の中間地点にあるらしい。
宿泊は新大阪南方なので、直行してもいいが、
時間が有る。
先般、宝塚からの帰りに三宮で降りた時、地図が頭に入らなかったので検証も含め、
三宮に引き返して、晩飯を摂ることにした。
分かったことは、阪急三宮駅はJR三宮より西側に位置していることだった。

三宮から南方まで、十三で乗り換えはあるが30分あまりでホテルに着いた。



5日、日本橋のオーディオ街へ行くのが目的。
難波でH氏と落ち合うことにして、御堂筋線に乗った。
難波駅でホームに下りて、やばい、広すぎると思った。
改札口を決めて置けばよかった。
さてどうしたものか。
とりあえず南の方向に歩いて改札を出た。
携帯を持たない主義なので、公衆電話を探すが無い。
結局、見つけたのは地上であった。

改札は北の方がよかったみたい。
見つけた公衆電話でも、位置確定が一方向からのみの情報になって、
最低でも二方向からの位置確認が必要なのに・・・^^;)。

意外に時間を食って、ようやく会えた。

再び地下街にもどってカフェでモーニングを食しながら、
昨夜のコンサート他をダベリんぐ。
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ところで、
H氏の懇意にしているショップは、正月早々なので聴かせたいシステムが無いと云う。
私は新品より中古に興味があるので、
それなりにおもしろいものがあればOKである。
東京でもそうだけど、大阪のショップで聴くに堪える広さ空間の部屋を用意しているところは
少ない。
先般、訪れた高松のリビングシークレッツのようなところは無い!

地下街を難波から日本橋まで歩き、堺筋線を恵比寿に向かう。

向かった某ショップの店主は、わたしのブログを見たことがあるという。
H氏から聞いて、気を引き締めた^^;)。

挨拶したとき、店主の口から出たのは、
「中岡さんのアンプをお持ちですって?」
と言う言葉だった。
一瞬「????」だったが、すぐさま理解した。
ヤフオクで手に入れた、ワルツ堂オリジナルのアンプ製作者「中岡教夫」氏のことだった。

先般、あべのハルカス北斎展」のついでに日本橋界隈を歩いて「中岡アンプ」のことを訊き回ったが、
収穫ゼロだった。
あの日は、このお店は休業日だったので、訪問しなかったのだ。
やっと、知る人にたどり着いた。
日本橋オーディオショップ老舗の面目躍如だった。

中岡アンプの個体特徴について、ACコードが途中で繋ぎかえられていて、
それはアクロテックではないかということだった。
家に帰って確かめてみると、まさにそのとおり。
ACコードをこんなところで繋ぎ変えちゃって、悪趣味だなあと思っていたのである。

初めてお会いしたので、根掘り葉掘り訊くのはどうかと思われた。
話題が別の方向になったので、それまでとなった。

部屋を変えて珍品を見回していると、H氏があらぬことを言う。
それは、私が神戸を発つ時刻のことで、
14時発ということを、午後4時発と思い込んでいたらしい。
時計を見ると午後1時。
大阪を出る予定の時刻だったので、それを言うとH氏は驚いてしまった。

私は阪急では有るが、一応予習している。
H氏の薦めでは、難波から阪神電鉄で三宮に行けば好都合であると聞いていた。

即刻、店を辞する挨拶をして恵比寿駅に向かった。
日本橋近鉄線に乗り換えたら、三宮まで行けるそうだ。

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日本橋近鉄ホームに下りると、尼崎行き普通電車が止っていた。
尼崎までは、これが先着するらしいので、乗り込んだ。
尼崎まで各駅停車だが、時間的に悠々まにあうだろう。
でも、ちょっと気掛かり。

尼崎に着くと、隣のホームから三宮方面に特急が出るらしかったので、
急いで向かう。
すでにホームに入っていた特急に乗り込むと、程なく発車した。
ここからは阪神電鉄らしいが、阪急よりちょっと遅い^^;)。
時間的には十分間に合うと思っていた。
三宮に着いたのは午後2時五分。
バスの発車時刻は2時20分。
トイレで用を足す時間は十分あった。

バスの待合室に行くと、乗車が始まったところであった!
無事乗車。
明石、鳴門ルートをたどって、松山着午後7時半。
ターミナル駐車場でエグザンティアに乗り換えて、
無事帰宅。

タイムロス・ゼロの大阪日本橋からの旅だった!



3月に神戸に行く用事があるが、大阪までは足を伸ばせない。
秋ごろに、何かイベントがあればなあと思うのだが・・・。
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写真の無い記事になってしまいそうなので、
これをひとつ。
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