GT-5000 WE-4700

イメージ 1
ヤマハのGT-5000がそろそろお目見えするらしい。
特徴は、ベルトドライブとピュアストレートアーム搭載。

ベルトドライブは、極普通のモーターを使っていると思われる。ゴールドムンド・リファレンスやLINNの最新版のような、プラッターの回転を長期的に観測してモーターの回転に反映させるという手法では無いと思う。
そうだったら、いいものになりそうだが。
トーンアームはヤマハの癖で、デザイン過剰なところがあるのが惜しい。フィデリックスと互角の勝負?
付属シェルがただの1ピンだったら、つまんね。



SAECがWE407/23を再生産するらしい。
工作精度と値段を10倍にするらしい。
見た目の違いは、アームリフターのアームパイプに接する部品の形状だけ。

ナイフエッジだけを10万円で売り出したほうがユーザーは喜ぶだろう。
この部分の組み立て調整は職人技が必須と思われているが、
実は簡単だ。
LINN LP12の調整が秘密のベールに包まれていると言うか、
素人は手を出すんじゃないと言う書き方が多い。
それは、基本は簡単なことので、
あえて難しそうにするのと同じだ。

簡単なこと(真理)と、むずかしいことを的確に違いを分けて表現するのが難しく、
素人は往々にして解釈を間違うから、
「秘伝書」のごとく、祭り上げておくほうがいいからかもしれない。

ナイフエッジのガタがどうしたこうしたと言うが、
落とすとか叩くとかしない限り、
基本的には磨耗が起きない構造であることを知っておきたい。
Wナイフエッジは、初期加工一回きりで、修正は不可能である。
再研磨はご法度。
再研磨料金設定と言うメンテナンスはいかさまである。