続・トーレンスに八つ当たり!

イメージ 1アームリフターの角度が外周重視だったので、もう少し内側にアームがあっても直交するように角度を変更した。
もっと角度を付けたいのだが、アーム根元の形に合わせた方が落ち着くので、このあたりで固定した。

自社アームなんだから、アールを付けて作ればいいものを、どうかしてるぜ!

さて、一連のトラブルの原因となったピンプラグの接触不良について調べてみた。










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ピンプラグの構造はこのようになっていた。
スプリング効果を発揮するために4枚羽になっている。
アース側の接触が安定しないので、つまみつぶして接触を改善しようとしたが、見掛けほど、触り心地ほど軟くなく、すぼまってくれなかった。

ピン側が接触不良なら音が出ないだけだが、スリーブ側が接触不良を起こすと、ランサー77が壊れるのである!

最低¥2万の被害である!!
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ビニル樹脂(?)でモールド成型してある。
スリーブの突き出し部分まで樹脂が覆っている。


虫眼鏡でじっくり観察すると、とんでもないことになっていた。

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樹脂を流し込むために、型枠は精密に作られているはずだが、微妙な隙間出来ているのだ。
スリーブの外側を樹脂が隙間から流れて被っても、それは問題ない。
しかし、内側まで覆ってはいかんだろう(怒)。

金型不良である。
こんなのを流出させる検査体制は、その後、正常化されたのだろうか?


ランサー77の修理代を請求したい気持ちでいっぱいだ!