神奈川へ DSオーディオを聴く

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4日、神奈川県相模原市にあるDSオーディオに行く。
光カートリッジを現代に蘇らせたメーカーである。
ホテルで小田急相模大野に行きたいけど、新宿経由と横浜経由とどちらがいいか訊いてみた。
時間的にほぼ同じ。新宿経由は混雑しますよと言うことだったが、予定通り、新宿経由を選んだ。小田急新百合ヶ丘に行ったことがあるのだ。
朝食をホテルで摂ることに変更してまったりしていたら、ちょっと遅くなって、10時すぎに伺うと言う約束が、10時半になってしまった。
相模大野駅を出て、高層巨大マンションを目印に角を左に折れていくと、無事たどり着いた。
ストリートビューで目に焼き付けた社屋が現れた。
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遅くなったことを詫びて、さっそく光カートリッジを聴いた。
予想に反して、プレーヤーシステムは、テクダスにSATの組合わせだった。
これ幸いに、SATを操作させてもらった!
剛体設計の基本として、左右可動範囲はともかく、上下可動範囲は狭かった。それは触って初めて実感した。
アンプは、DSオーディオオリジナルパワーアンプで、音量調節は、パワーアンプのアッテネーターで行っていた。光カートリッジの出力特性とイコライザーアンプ出力のなせる技だった。
イメージ 3ターンテーブルにはもう一本アームが取り付けられるようににしてあったので、何を付けるのか聞いてみると、SAECの新型アームを付けるのだそうな。

最初のLPは備え付けを聴いたが、あとは持ち込みのLPを聴いた。
一枚ごとに、スタイラス清掃を青柳氏が自社製品で行った。さりげなく何も説明しなかったのは、さすが自信の現われと思う。
SPはB&Wの一代前のダブルウーハートールボーイである。
フラグシップのカートリッジ試聴を所望していたが、あいにく貸し出し中で、二番手を聴いた。

光カートリッジについての特段の説明は無かった。
ほぼ純粋な音だけの試聴だった。
オーディオ製品の再生音は、その組み合わせのみに言える結果であって、
パーツだけの試聴はほぼ不可能ではないかと言う見解は、
私とDSオーディオ共にあった。

光カートリッジの音は、高水準の破綻の無い音だった。
家では聞こえない演奏雑音が聞こえたり、
聞こえるはずの外来ノイズがもうひとつだったりした。
B&Wとハーベスの違いも分かったような気がした。
気がしたのである^^;)。
なんというか、ハーベスの凄さも分かった。

光カートリッジは10万円の入門機(?)が出た。
楕円針というのが少し惜しいが、
一品一品、丁寧に造りこまれているのではないかと思う。
あと、デザインが私好みであればいいのに。
イコライザーアンプとあわせて20万円は年金生活者にはキツイ。
鳴らしてないソナスを売ればナントカなる。
どうする^^;)。
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12時前に礼を言ってDSオーディオを辞した。
小田急で新宿に戻り、秋葉原を目指した。
若松通商で半固定抵抗器を求めたが、
あいにく適合品は無かった。
昔、会社勤めのとき知り合いだったH氏は、当然だけど退職していた。

他を探せば在ったかも知れないが、羽田発の時刻が迫っていたので店を出た。

東京モノレールで羽田へ。
時間ロス無く、松山便に搭乗。
17時、松山無事着陸。
無事帰宅。

さて、風呂に入って寝るとするか。