ウォーキング 大谷池
午後三時、曇天が続きそうなので、大谷池に行く。
農業用水の最初の部分から歩いてみたいので、取水口があるらしいところまで行く。
大谷口橋
いまどき、歩いて渡る人はいるのだろうか。
この上を、松山高速道路が走っている。
坂道の登りに掛かったところに、こんな標柱があった。
ガキの頃からここを通っているけど、初めて見た。
大谷番所
昔は、砥部方面への抜け道でもあったからかな?
池の堰堤には行かずに、樋門の方に行く。
最近整備された。
樋のトンネルが見えてきた。
十年ほど前に、堰堤の整備があった。
桜の木が大きくなって、堰堤の保全に支障を来たすようになったので、伐採されたのだ。
ガキのころ、この中に入って蝙蝠を捕まえるなんてことをした。
当時は電池式の懐中電灯は各家庭に有るわけは無く、ブリキ缶に油とぼろきれを入れて燃やして照明にした。
中に入っていくのは年長組みで、下っ端の私は入り口で待っていた。
入るのは、怖かった。
当時はトンネルはアーチ石組みの大きさだった。
補強のため、50cmくらい内張りが加えられていた。
堰堤西側のオーバーフロー水路。
河を渡る水道管が見える。
この上を歩いて対岸に行く。
この少し下に、もう一本の取水路がある。
ここへ来るのは初めてのことなので、何処へ繋がっていくのか、少し心配。
山肌が崩れていたり、イノシシの捕獲器があったりする。
水路の行き止まり、というか、ここからは山を貫通するトンネル管になっている。
ここから、10m下のもう一本の水路に下りる。
ここは、蝙蝠取りの帰りに一度は歩いたことが有ると思うが、ほとんど記憶は無い。
高速道路の下を通って、やっと明るいところに出る。
用水管の出口を探して、高速道路周辺を彷徨う。
下をくぐったり、上を渡ったりする。
この高速道の下を通過しているはず。
つづく用水路に近いところに有ったかなり大きいコンクリート枡。
位置が少し低いと思う。
これより5m高い位置に有って欲しい。
地理印地図やグーグルを見比べたが、確定できない。
本日は、取水口がはっきり分かったのが収穫だった。
二時間がかりで、かなり歩いたのだった。