40cm反射望遠鏡
一昨年亡くなられた天文同好会のS氏宅で、観望会があった。
口径40cmの反射赤道儀である。
二階の屋上の高さに相当するコンクリート柱の上に設置されている。
口径40cmというと、愛好家の中でも所有している人は少ない。
赤道儀の制御系に不具合が有り、観望会というより修理検討会みたいだった。
上弦の月を見たが、私の眼球は乱視なので、なかなかすっきりとは見えなかった。
視野の中の視点を動かすと、像がカクカクとだぶり気味に動いてしまう!!
不具合は、自動導入や自動追尾が出来ないのだ。
制御系に改造が加えられていて、やった人でないと分からなくなっている。
私には、全くのちんぷんかんぷん。
ピラーに窓が開いていたので、カメラを突っ込んで写してみた。
ステッピングモーターと減速ギア、ウォームホイルが見える。
ウォームホイルのクランプ機構も見えていると思われる。
回転角度のエンコーダーもあるはずだ。
極軸とウォームホイルの位置関係がはっきりしない。