映画 「ロボジー」

昨日、映画「ロボジー」を観た。
 
とくれば、見ないわけにはいかない
 
以下、某映画評論サイトへの投稿


前半で蒔いた種が後半で次々育って結実していく様に思わず「そう来たか!」と膝を叩いていました。
失敗映像が後半重要な役割を持つなんて、なかなか唸らされます。

ずいぶん昔のことになりますが、筑波の科学博だったか、
譜面を見ながらピアノを演奏するロボットが出展されました。
昭和天皇もご覧になられているニュース映像を見たことがあります。

昭和天皇 「チョッと君、あのロボット目玉の前に紙を翳してみてくれないかね」

陛下はそんな下品なことを考えるはずはありませんが、
例えば世界博覧会で御付の者たち、メーカー他とつるんで
ロボットが目隠しされたら演奏停止(ただスイッチを切る)するように謀る
という世界を欺くお話(ホントは、譜面なんか見ないで自動演奏していた)なら
面白い映画になるんじゃあなかろうかと、そのニュースを見て思った。

イギリス映画ならありそうだ^^;

ロボットオタクの大学同好会はあんな調子なんだろうか?
コスプレでは鏡音リンは人気なんだ!
ちょっぴり泣かせて、言わずもがなのありそうな映像はばっさり省略。
最後はきっちりコメディー落ち。
関係者だけでしんみりするロールエンド。

でも、そのロールエンドで掛かる曲は余り好い音じゃない。
やっぱり邦画七日、八日、九日十日。


【こんな映画です】
家電メーカー、木村電器の窓際社員、小林・太田・長井の3人組は、ワンマン社長から流行の二足歩行ロボットの開発を命じられていた。近く行われるロボット博での企業広告が目的だ。しかし、ロボット博まであと1週間というところで、制作途中のロボット“ニュー潮風”が木っ端微塵に大破!窮地に追い込まれた3人は、ロボットの中に人間を入れて誤魔化す計画を立てる。


 
何度か途中で声を上げて笑ってしまった^^;
一点、解明されない謎が残りますが、そこはコメディーということで。
 
ヒロインのロボットオタク女子大生を演じる
衣装が何度も変わってどうも覚えられません
ファンの方なら無問題なのでしょうが
そこがなんだか惜しい
演技自体は大変好いのです