冨田勲・初音ミク / 東京迷子旅 7

6.雨にも負けず
 
壮大で煌めく「銀河鉄道の夜」のあとは一転
アカペラ
 
胸が締め付けられて体が震え泣けてしまった。

両隣に人がいなくて良かった。


 

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ


 
「ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ」
「ヒドリノトキ⇒旱(日照り)のとき」と書くことが多いが
「ヒドリ」は日雇いのことらしいのだ。
その「アメニモマケズ」の賢治自筆が冨田さんの別荘にあるという!
冨田さんのインタビュー記事
http://ascii.jp/elem/000/000/742/742323/index-2.html
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3