燃料ポンプ
この際、燃料ポンプについて色々調べてみた。
画像はいろいろなところからお借りしました。
K100の燃料ポンプは燃料タンクの中に浸かっている。
水没しているわけだが、当然、電源ラインの電線はガソリン中にあるし、モーターもガソリン中にある。
それも、ガソリンから隔離されているのではなく、空気中にあるのと同じに、ガソリン中(雰囲気というか雰囲水、雰囲液というか)にあるのだった!
ガソリンはポンプに吸い込まれて、モーターの空間を流れて行くのだった。
ケースのお尻からポンプに吸い込まれて、ポンプから吐き出されたあとは、回転子とマグネットの隙間を通って、さらに、整流子を通過してポンプユニットから吐出するのである!
予想していたとはいえ、空気中では、整流子とブラシの接触面から火花が散るのが当たり前に知っているので、それがガソリンに浸かっているのは、理屈を知れば当たり前なんだが、驚いてしまう。
要するに、空気が無いから(酸素が無いから)ガソリンは燃えないのである。
モーターはガソリン冷却されているのだった。
これで寿命が空気中より延びるらしい。
整流子とブラシを洗いながらガソリンは通過するということは、その後の通路にある燃料フィルターが重要になってくる。
こちらの整流子・ブラシはラジアル方向に組み合わされている。
どれくらい稼働時間が経っているか分らない。
上に挙げたスラスト方向の組み合わせをみても、寿命はかなり長そうだ。
混合燃料ではないが、ガソリンに少しエンジンオイルを加えてやったことがある。
満タンに対して100ccくらいだろうか。
リザーブ状態のタンクに少なくなった時にも100ccくらい入れてやったことがある。
それは、ポンプの構造を考えると、ポンプの回転子がより滑らかに回転するのではないかとの思いだった。
モーターの整流子がガソリンの流れの中にあることが分ると、ここの潤滑も行うことが出来て、寿命が延びるのではないかと思う。
一年以上、混合燃料化はしていない。
次に走るときは、少しエンジンオイルを添加してみようか。
インジェクションの詰まりの原因になると良くないが、整流子やブラシの削りカスが少なくなって、フィルター詰まりが起き難くなるのはいいことではないか。