愛媛県総合科学博物館

イメージ 1避暑がてら、愛媛県総合科学博物館へ行ってみた。
 
1994年に開館したというから既に22年もたっている。
当時は世界最大のプラネタリウムドームが売りだったが、現在は第二位らしい。
 
私の本格的プラネタリウム観覧の最初は、明石市天文科学館プラネタリウムだった。
そこには、カール・ツァイス・イエナ製の世界標準機が鎮座していて、解説は菅野さんだった。
 
静かな夕暮れの夕陽演出に息を呑んだのを憶えている。
イメージ 2ここ愛媛県の機材は五島製のコンピューター制御の最新型。
座席は一方向に揃っていて傾斜している。
方位設定は、投影機の水平回転で自在に変更できる。
 
半球ドームに地上の地平線風景を投影するため、暗黒には出来ない。
全体的に白っぽい、都会地で見る天空だ。
太陽が沈んで夕焼けがだんだん消えていって、やがて真っ暗な天空に星達が浮かび上がると言う演出は無かった。
 
イメージ 3
明石では観客のため息が漏れたが、ここではちょっと無理だな。
 
西空に木星が沈んでいくのは無視^^;
 
さそり座のアンタレスとその近傍の火星、そして土星を紹介。
この土星は、後半のアニメーションに取り上げられた。
アニメーションは、ペンギンと白熊が打ち捨てられた潜水艦を改造して宇宙船に仕立てて、宇宙を旅する物語。
イメージ 4
その魔改造宇宙船は「ポラリス」と名づけられる!
ほほう、ポラリスねえ。
なかなか微妙な名前だなあと思うのは私だけだろうか?
全天に投影される映像は、妙に立体的に見えた。
 
制作はアメリカだろうか?台詞はもちろん日本語。
効果音はなかなか本格的だった。
 
←は愛媛県に最初に設置されて本格的プラネタリウム愛媛新聞社の屋上のドームに設置された。
私は、見に行ったことがなかった。
人間の背丈ほどの大きさ。
 
私の簡易型プラネタリウム経験は、小学校にあった円筒形本体に小さな穴を開けたピンホール型。結構それらしく本格的な星空だったのを覚えている。
 
明石のプラネタリウムをもう一度見たくなった。