AR-110 考察

イメージ 1
 
イメージ 2ストロボパターンが上の絵のように、少しだけクッと後ずさりするのである。
耳で聞いても分からない。
もし、これだけのずれを回転減速で出そうとすると大変だ。
プラッターのふちを引っ掻くようにして減速させようとするには、巨大な力を一瞬与えて、即座に抜かなければならない。物理的に無理。
ストロボ照明の電流パルスの位相が一瞬進むからだと思われる。
発振回路のコンデンサーが悪さをするのだろうか。
コンデンサーの箔が震えて容量変化が起きて位相が進むとか・・・。
 
イメージ 3波形観測していたら、一瞬、こんな風にずれるとか。
プラッターやモーターの慣性が殆ど吸収しているのではないかとおもう。
サーボの検出機構がどうなっているか、知りたい。
 
ストロボパターンは、極めて敏感な検出器ということを、どこかで読んだ覚えがある。
一晩、モーターは回転させずに電源だけ入れておくと、翌朝回転させても回転に殆ど変化はなかった。
スピンドルオイルは少々回転させても温度変化が起きるわけはなく、ガソリンエンジンのような過酷な環境下ではないから、粘度変化は本当に微々たるものなのだろう。
モーター制御回路のウォーミングアップの変化の方が余程大きいのだった。