トヨタ クラウン史上最大の失敗作? 4代目クラウンは本当に駄作だったのか
時々、クラウンの失敗作としてネットニュースになる四代目クラウン。
最大の失敗作といわれるが、私はこの四代目デザインが一番好きなのだ。
ちなみに、その次に空きなのが三代目。
四代目はデザインが先進しすぎて好かれなかった事と、
フロントグリルが小さくて、オーバーヒート多発で嫌われたと言う。
本当だろうか。
信じ難い。
流体力学は、ちょっとした違いで流体の流れが激変することは知っている。
実際、論文に関与したことがある。
このグリルより、さらに絞ったデザインの車は沢山あった。
オーバーヒートの原因は、他にあるはずだ。
ラジエーターそのものの能力不足だったり、冷却水流路の設計不良ではないのかと思う。
デザインの好き嫌いはどうしようもないが、
少しのリファインで最先端デザインになると思う。
しかし、中国人には理解不能になりそうなので、今後は無いのは判っている。
四代目クラウンは、スピンドルシェイプと言われた。
日本語にすれば紡錘形だ。
ところで、レクサスのあのダースベイダーお面もスピンドルグリルと呼ぶのだそうな。
訳が分からない。
自動織機のワンアイテム、スピンドルを奉りたい気持ちが、
しかし、
スピンドルシェイプはいいと思うが、
スピンドルグリルはオカシイ。
スピンドルシェイプは紡錘形だけど、
スピンドルグリルは、糸巻き形だ。
ボビングリル、またはスプールグリルというべきではないか。
似て非なるものをこじつけている。
こんなものの何処がいいか、
気がふれているのではないか。