FR-64S

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某ブログでFR-64Sの針圧印加機構が経年変化で固くなる、動かなくなる、修理をなかなか受け付けてくれない、修理期間が数ヶ月、と言う話が出た。
 
手に入れてから20年以上経つ中古のFR-64Sが気になってきた。
 
どうやって手に入れたのか思い出せない。
ショップだったか、無線と実験だったか・・・。
 
その当時はSAECの507/30を取り入れて、FRから少し離れていた。
既にFR-54をTTS-3000やMU-1800と組み合わせて使っていた。
 
天井近くの隙間に押し込んでいた。
地震が来たら落ちてきそうだ。
先般の芸予地震のときは振動方向が良くて(^^)抜け落ちなかった。
南海地震のときも同じ方向に揺れて欲しい^^;
 
 
 
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脚立を立てて慎重におろして、取り出した。
 
テンプレートと取り扱い説明書が先ず出てきた。
 
スチロールケースを恐る恐る開く。
 
大丈夫みたい^^)
 
 
 
 
 
 
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支柱に軽い錆び? 斑点が出ている。
 
 
 
 
 
 
 
 
DP-80のシステムに取り付けてある64fxを外して
64Sを取り付ける。
ベース穴径が同じなのだ。
 
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マイクロヘッドシェルと205CⅡでは軽すぎてバランスが取れないので、本命のSPU-GTEを取り付ける。
 
アームがこれ以上下がらない。
アームリフターがベースに当たるのである。
64Sのアームを見ると、鍔が低くなって当たらないようになっている。
 
カートリッジは水平になっているように見える。
これでいいのじゃないかな。
 
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針圧3g
五輪真弓の「恋人よ」を掛けてみる。
完璧である!!^^)
 
バランスを取るときに気づいたこと。
メモリ0のときは若干スプリングが働いている。
針圧解除の原点まで戻すと、これまた若干逆モーメントが発生する。
中間地点で完全ゼロになるようだ。
このことから、上下回転ベアリングは良好であることが分かる。
水平回転も申し分が無い。
イメージ 8FR-64fx はSOTAにつける予定だったので、
ちょっと乗せてみた。
 
まあ、こんなもんかな^^)
 
SOTAに定番のET は実は良くないのである。
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