MARANTZ CD650 ベルト交換
メインシステムに使っているCD650のトレイが動かなくなって大分経つ。
そのためでもないけど、寒い所為も加わってメインシステムは今年になって聴いていない。
CD72のトレイギア交換の勢いもあって、CD650のトレイを動かしたくなった。
CD650のネジは全部トルクスである。
ベルギー製の650は、金属筐体ではない。
ただのプラスチックの箱である。
シールドなんか無い。
TDA1541 マルチビットDACチップがついていた。
たまに選別品S1マークつきが載っているらしい。
フロントカバーを外して、メカを取り出す。
フロントカバーは、はめ込み組み合わせになっているので、爪を外しながら行う。
一人でやると、なかなか厄介。
メカは、四箇所のスプリングの上に乗る構造である。
ベルトは一本だけの設計。
ゆるくなっていたので交換する。
色々なサイズのベルトが入ったビニル袋があるはずだが、何処へ行ったか分からなくなって、そうとう前に造ったベルトを掛けてみた。
自転車の虫ゴムを瞬間接着剤で繋いだものだ。
若干ゆるいが、動作はOKだったので、組み込む。
ところが、実際に組み込んで出入りをさせてみると、ベルトが滑って動かない。
何度もトライすると時々動くが、安定しない。
モノは試しと、もともと付いていたベルトを食器洗剤で洗って付けてみた。
問題なく動作!
温水で洗ったのが良かったのかもしれない。
フロントカバーを外さなくても、ベルト交換できることも分かった。
ピックアップレンズを清拭したかったが、うっかりしてた。
覆いかぶさっているクランパーは簡単に外れるはず。
またトレイが出なくなったら、そのときにきれいにするとしようか。