初めてのThorens TD125 MKII

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初めてのトーレンス TD125MKⅡを手に入れた。
リファレンスやプレステージは到底手に入らないし、TD124は、大人気で予算をオーバー、手に届かない。
ガラードの301や401は124には到底及ばないという某ショップの影響が大きい。と思う^^;)。

最近、ヤフオクに125のジャンク≒の出品が相次ぎ、・・・
まあ、、、いろいろ有ってTD125MKⅡが手許に来た。
到着した125MKⅡは、ダストカバーに線傷が多くあったものの、概ね外観良好であった。
カートリッジは、シュアーV15Ⅲであった。
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3点のサスペンションは、アーム側が突っ張っていた。
アームのガタは、大変多いけど、当時はこんなもんだった。
そのまま、演奏してみた。
ダメです。
V15Ⅲのダンパーが劣化していて、レコードを摺りまくる。
仕方ない、別のV15Ⅲの針を外して、装着してみた。
まあ、普通に再生するじゃないか!
気を良くして、整備した。
サスペンションの水平出し。回転数微調節ノブを固定したままで回転数を切り替えても、3スピードが揃うように調整。
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これで、プレーヤーとしての機能は、まともになった。
ただ、
モータープーリーの精度が劣悪で、ブルブル震えている。おもちゃレベルである。(スイス標準?)
アウタープラッターを外して回転させると、ストロボ縞が振動している。
アウタープラッターを乗せると、ランブルは消える。

サスペンションがまともに機能し始めて、再生音は歪感が無くなった。
コンポーネントレベルである。
気を良くして、へたっている交換針を着けなおしてみた。
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何と、ちゃんと底も擦らずに再生する。
アーム高さは、弄って無いのに。
こんなこともあるのかと、チョット驚いた。

合理的には、最初の段階で何か見落としがあったのではないか、、、と思う。

アームのガタは、このままでいいかもしれない。


理由は分からないが、アース線をアンプに落とさないほうがハム音がしない。