折りたたみ机

イメージ 1大字集会所の掃除があった。大字の八つの自治会が交代で月一回掃除をする。私の自治会は二班に分けて担当するから16ヶ月に一回回ってくる。
今日は朝から雨なので、室内だけの掃除となる。

大広間の会議用に折りたたみ脚の長机がある。
広間の一角に積み上げているのだが、毎回思うことがある。
図のように折り曲げる脚には赤色で示したプラスチックのブロックが足についている。
このブロックは、机を上下反転せずに、そのまま重ねて積み上げる際に、天板が傷つかないようにするためのものだ。そう私は理解している。

しかし、全国津々浦々の収納状況は、脚で天板が傷つかないようにと一番下の図のように、脚同士を向かい合わせて積み上げている。おかげで、きれいに積み上げるのは難しく、ずれて斜めになって、見た目乱雑に積み上げられている。
おそらく、メーカーの倉庫でもそうなっているに違いない。



そうやって乱雑に積み上げられることを繰り返すうちに、
保護用プラスチックは傷つき破損して、
本来の形に積み上げることが(積み上げると傷つく)出来なくなってしまう。

もし、私一人が掃除するのなら、正しい積み上げに変更してしまうのだが、
何人もがやっちゃうと、徹底が出来ないし、
従来方法を尊ぶ精神から離れてしまって、訝しがられること必定である。

私は
「向かい合わせの積み方は、このプラスチックの役割を考えるとおかしいね」
といったが、
「こうなっているから、これでいいじゃん」
という一声で、革新的方法は排除されたのであった!!^^;)。



NHK「所さん! 大変ですよ!」に投書して、
およそ一世紀続いてきた間違った積み上げ方を指摘し、
正しい積み上げ方の普及を図ろうと思ったりする。

「ばかたれ! そんな積みかたしたら、傷が付いてしまうぞ」
という人の意見が大勢だろうな。